路地裏通りを歩いていると猫と戯れているおじいちゃんがいました。猫は野良猫ですが餌はあげているようでなついています。通りがかった女の子たちも写真を撮ったりしていました。

今日は天気も良く、藤沢で写友の写真展を見ながら江ノ島近辺の海へ撮影に出かける事にしました。

江ノ島で夕日が沈むまでとも思いましたが前に経験をしているので初めての鵠沼海岸に行くことにしました。小田急線で1駅戻った所から歩いて15分位でした。
海岸に出ると遠くに江ノ島が見えます。そのまま歩いてきても良かったのかなと思える距離の感じです。

鵠沼海岸は観光地でもないので人もまばらで静かです。砂浜も多く、砂丘のような盛り上がった所もあって風が少し強いのか竹の砂防柵もあり、ちょっと魅力的です。竹がまだ新しいのがイマイチでしたが夕日に照らされる砂紋が浮かび上がり何とか纏めたいと必死でした。

この路地裏通りは小さな食堂や釣り餌を売る店など古い佇まいで魅力があるのですが
纏めるとなると少し材料不足か技量不足で組み写真としても纏める事が出来ない状態です。

江ノ島に渡り、路地を少し歩くとカラスがごちそうを食べています。
こんなに肉が一杯で大ごちそうと思いきやハトをついばんでいるようです。
その内にもう1羽のカラスも集まって来て餌の取り合いになりました。
なんとも残酷な気がしますがこれも食物連鎖の掟かと自然の厳しさを
感じざるを得ませんでした。

夕陽も大分落ちてきて何人もいなかった人たちも帰り始めています。子供を背負って少女連れのヤングママは逆光の中で自撮りをしています。最近のカメラはよく映るのでしょう、何枚も撮っていました。その光景が又、逆光に映えてナイスショットが撮れました。

藤沢で写真展を見て昼食をして、小田急で江ノ島に出ました。
天気も良く、そんなに風もない海岸はのんびりしています。
風で飛ばされた風船を追って女の子たちが砂浜をかけています。

夕陽の沈んだ海辺は夕映えも無くなってきましたが空が魅力的になってきました。夢中で撮っていて
撮影も終わりだと思う頃には風の冷たさが身に染みてきました。この時期は街と違って太陽が燦々と広がり、光を思う存分使えて日の暮れるのも早いので海岸の撮影には最適だと思います。今日もそれなりのが撮れたかなとの思いで満足でした。

人もいなくなった海岸は夕日に照らされて赤く染まって綺麗です。カラスの散歩や寄せる波と返す波の形を気にしながら
何枚もシャッターを切っていました。

ヨットハーバーへも足を延ばしてみましたが前に来て撮った時
よりも魅力がなく、中々これはと言う写真が撮れませんでした。