8月はデジタルフォト研究会の「夢の配達人展2013」がみなとみらいギャラリーにて開かれていつもより忙しかったので写真撮影がほとんどできませんでした。このPhotoDiaryに掲載するためにも撮影に出かけなければと思い、京島へ撮影に出かけました。
この町角も今年の春先に来た時は工事をしていて今は駐車場になっていました。
午前11時過ぎに都営浅草線「押上」駅に着きました。今日は平日のせいか東京スカイツリー「東京ソラマチ」前はまだ人通りも多くありませんでした。
この近くには風呂屋さんも有ったはず、今では面影も見当たりません。工事の音だけが忙しく聞こえていました。下町風情に惹かれて通い続けた京島もそろそろ終わりになって足が遠のくかと思うと本当に寂しい思いがしますが長い間、楽し見ながら撮影のできた京島に感謝の心も一杯です。
京島は1丁目から3丁目までしかなく、そんなに広い町ではなく、戦禍を逃れた下町風情の残る町ですが開発と建て替えを余儀なくされる古い建物が多いのでどんどん変貌を遂げています。駅から離れた2〜3丁目も空き地や建て替えの為の工事がいたるところで行われています。
今日は今年の12月予定の個展「変わりゆく京島」を撮ろうと思いながら京島に来ました。どんどん変貌していく町のいたるところでは古い建物と新しい建物が混在していてこんな光景が当たり前になりました。
あっ、この路地の古びた家ももう建て替えられてしかも分譲中になっていました。建物もおばあちゃんも撮りましたがあのおばあちゃんはどうしたんだろうと寂しい思いがしています。
京島1丁目(曳舟駅)から2〜3丁目を回って又、曳舟駅の近くに来ています。向こうに東京スカイツリーが見え、高層ビルやイトウヨーカ堂も見えてその手前が京成線の高架橋です。開発のために民家が無くなり、この広い敷地も今は工事中でここにも大きなビルが立ち並ぶのでしょう。京島も大きく変わっていくのが良く分かります。
ここはテレビにも出た有名な下町商店街「キラキラ商店街」です。
曳舟駅前に大きなイトーヨーカ堂が出来たこともあるのでしょう、シャッターを閉めたお店も多くなってきて、いわゆるシャッター通りになっていくようで時代の流れは止めようもありません。
先ほどの所に近い場所で目立った中華屋さんも店じまいしていてその向こうにあった風呂屋さんもなくなりました。この辺も開発地域になっていてこの店が見られなくなるのも時間の問題です。
曳舟駅近くのこの辺は開発が進み大きなビルが建って昔の面影は何処にもありません。5〜6年前にこの一角は火事になって開発が早まった感じでした。
都営浅草線「押上」駅の先が京成「曳舟」駅で京島1丁目になりますが京成線になるので料金も変わってきます。近いこともあっていつも押上で降りて京島まで歩くことにしています。京島はどんどん開発が進みこの「曳舟」駅も高架工事の最中でもう上り線は上を走り、下り線はまだ下を走っています。下り線も上を走るようになるのでこの踏切ももうすぐ無くなることになります。