先月の末、京島に撮影に行ったときに7月はキラキラ橘商店街で七夕祭りがあることを聞いて今月も京島に撮影に行きました。
その時の情報では七夕祭りは7月4日から7日まで行われるとの事でした。3日はそれぞれの店が七夕を飾るとの事、店が終わってから飾るところも有るという事だったのでゆっくりと午後2時過ぎ頃、京島に着きました。いつものようにまずは京島をゆっくりスナップ散歩です。京島には昔ながらのポンプ井戸が沢山残っています。今日は珍しく子供達がポンプ井戸で水を出して遊んでいました。井戸の周りはほとんど綺麗になっていて記録写真になるけれど面白くありませんが子供達が遊んでいる姿はやはり絵になります。
ぶらぶら撮影をしながら午後4時過ぎに商店街に行ってみると早いところはもう七夕の飾り付けが始まっていました。みんな手作りの七夕飾りで大きいのは飾るのも力仕事です。  男の人達が飾って女の人が飾り具合を指示していました。
七夕飾りはあっちこっちで始まっていてその様子をマスコミも取材に来ている様子です。4〜5人位の人達が熱心に話しを聞いたり、カメラを回していました。テレビカメラを見ると地元、東京のテレビ局「TOKYO MX」の取材のようでした。
午後7時を過ぎると店も閉まってきて七夕飾りを始める店も
多くなりました。七夕だけではなく手作りの大きな飾りを飾るところもあり、一年に一度の七夕祭りに力を入れている店も何軒かありました。
午後8時近くなると七夕飾りもほとんど終えて飾り具合を確認したり、それを見ている近所の常連客もいます。暗くなった商店街に灯りに照らされた七夕飾りが綺麗に浮かび上がっていました。
七夕の飾り付けと商店街の七夕祭りを撮りたいと思っていたのでもう1日、京島に撮影に行くつもりでした。前日3日に飾り付けの写真を撮影中に明日は七夕飾りのコンテストがあって賞が決まり、表彰されるとの事だったので続けて4日の今日も京島に行きました。
午後1時頃に京島に着いてキラキラ橘商店街に行くと七夕の飾り付けはすっかり終わり、素朴ではあるけれど七夕祭りの雰囲気が一杯の賑やかな商店街になっていました。竹の七夕飾りだけではなく手作りのドラゴンボールの龍や名探偵コナン、七福神など七夕飾りにも店の意気込みが伺えます。
素材は発砲スチロールが多く、形を作り色紙を張ったり色を塗ったりして作ってあります。果物が入っていた発砲スチロールのクッションや箱など店で出る廃材などもうまく利用しています。仕事の合間や店を終えてからコツコツと作り貯めて置いて飾るのだそうです。本当に素朴でユーモアあふれる飾り付けでした。
まだ時間の早い午後1時頃なので商店街の人出はあまり多くありませんが七夕飾りや人を入れてのスナップなどを撮っていました。京島では昔ながらに自転車に乗って片手でそばを配達する姿を見かけます。今日も丁度、七夕飾りの下を配達する貴重な写真が撮れました。
午後2時を過ぎた頃に商店街の七夕祭りを見ながらなにやらメモを取っている人達が現れました。七夕祭りの賞を決める審査員達です。人数は6〜7人で後になって分かりましたが墨田区役所の人達のようでした。楽しそうに笑顔で話しをしながら一つ一つメモをとって回っています。
午後の3時を過ぎた頃に商店街のスピーカーを通じて賞の発表が放送されてその都度、商店街にある事務所に呼ばれて表彰が行われています。私も初めてなので勝手が分からずもっとオープンに商店街の通りで表彰式が行われると思って写真的にもなるのかなと思っていました。所が事務所の中で個別に賞状などを渡すので写真も撮れません。墨田区長賞を貰ったのは果物屋さんの七福神でした。いつもご主人さんが熱心で区長賞の常連さんと言うことです。


夕方になると買い物客も大勢集まり、七夕祭りもあっていつもより華やかで賑やかになってきました。そんな光景や買い物客のスナップを撮りながら午後5時30分頃、今日の撮影を終わりました。今まで何年も京島に通っていますがお祭りや七夕祭りなど考えてもいませんでした。昨年あたりからは祭りなども記録的にも京島の撮影には必要と思っていたのでこの2日間は貴重な写真が撮れて良かったと思っています。