5時前には日が暮れるこの頃、夜のスナップ写真には最適です。以前はフィルムばかりで、ISO800(1600では粒子が不満)のフィルムで2台のカメラ、レンズはその為に買った単体の50ミリ、80ミリ(共にF1.4)の明るいレンズを付けて、28ミリ(F2)をバックに入れて撮っていました。最近はデジタル一眼レフに17〜35ミリ(F2.8〜4)とフィルムのカメラ、主に50ミリ装着の2台を持って撮影しています。しかしフィルムカメラではほとんど撮らず、便利なせいか広角系のデジタルカメラでの撮影が主になっていました。でもF50ミリレンズF1.4のぼけ具合も魅力的で今年は50ミリでもっと撮ることを心がけています。
銀座の撮影は撮影をする前にギャラリー巡りをしてからと思っていますので家を3時頃出て、有楽町に4時過ぎに着き、フジフォトサロンと京セラ・コンタックスサロンを見ました。
今日は日曜でその他のギャラリーは休みです。

フジフォートサロンは3つのブースが有っていつもは風景や花などが多いのですが今日は3つ共、個性的な造形写真ばかりでした。私は人物スナップが主なので考えてじっくり撮影し、感性を込めた写真は素晴らしいと思うと共に自分には無理だなとも思える分野でした。
京セラ・コンタックスサロンを出ると5時頃になり回りは暗くなりすっかり夜の雰囲気になっていました。
出たところの交差点は銀座4丁目交差点で銀座で一番にぎやかな所です。
銀座三越の前はデパートのお客や信号待ちの人々でごった返していました。
外人の観光客も多く、今日も団体の人達がビデオやカメラで銀座の夜景を撮っていました。
夜の撮影は感度を上げて、明るいレンズで撮るのですがやはり明るさが必要です、その点で銀座や新宿は適していると思います。
4丁目の交差点から新橋方面に行くと左側に占い師で「銀座の母」がいます、この人はテレビなどでも有名でいつも長い行列が出来ています、今日もやはり20人近く列んでいました。
銀座には多くの占い師がいて、少し列んでいる所も有りますが手持ちぶさたに客待ちの占い師も多く居ます。
いつもこれだけ列んでいるのだから儲かるだろうなあと人の懐勘定までしてしまいました。
そう言えばこの前、銀座で「銀座の父」と言う看板を出した男性の占い師が居ました、完全なパクリでしょうがお客は居ませんでした、思わず笑ってしまいました。
どんな分野でも一流になるのは大変だな〜。
銀座ミキモトの前は毎年大きなクリスマスツリーを飾っています。
今年もこの時期になると飾ってあり、その綺麗さや輝きに足を止めて見とれたり、記念写真を撮ったりで賑やかです。
今日も家族連れやカップルがクリスマスツリーをバックに記念写真を撮っていました。
去年はどうっだったか忘れましたがいつのまにか飾り付けの電球が白、一色になっていました。
今までは赤や緑など色鮮やかで写真的にも魅力があったのですが景気を意識しているのでしょうか?
色とりどりにしてもさほど経費は変わらないと思うのですが寂しい感じでした。
JR有楽町に近いフジフォトサロン脇の公園は夕方明るい時には気が付かなかったのですが柳に電球の飾り付けがしてありました。
この時期、電球の飾り付けは珍しくありませんが柳に着いているのは初めてです。
これが特徴があり、風に吹かれた柳に着いている電球はゆらゆら横に揺れてまるで蛍が飛び交っているようで晩秋なのに夏のイメージです。
動画で撮って掲示出来なかったのが残念という感じです。
公園からJR有楽町駅に向かうとすぐに無人のラーメン屋が出ていて、都会の中に赤提灯、哀愁と安らぎを覚える光景でほっとすると共に写欲もそそられカメラを向けざるを得ない被写体です。
あれこれ角度を変えたりして撮影していると前の出店の人が声をかけてきました。
「今日は日曜なので出店も少ないが普段の日はもっといろんな店が出ていて賑やかですよ」と言っていました。
良く聞くとこの人はラーメン屋の店主で前の出店の人が留守なので変わりに店番をしていたとの事でした。
いつもは土曜日の撮影が多いので日曜はちょっと寂しいなあ、今度はサラリーマンで賑わう普段の夕方に来て見よう。
時間も9時過ぎ、食事をして家に帰れば11時頃、今日はそろそろおしまいかな?