久しぶりに真夏の風物詩「鎌倉ぼんぼり祭り」を撮影に行くことにしました。
今年も毎日酷暑が続いていて、今日も相変わらず暑いですが鎌倉小町通は浴衣姿の女性たちも多く、夏祭りの雰囲気があふれていました。通りでは力者が観光客に声をかけていました。
境内には「知の輪」が飾ってあり、参拝客はそれぞれ知の輪を回りながらくぐっています。最近では珍しくもなってきました。
午後6時半頃になると巫女たちがぼんぼりに灯をともす時間となり、何組もの巫女たちが一斉に灯をつけ始めました。時間的にはまだまだ明るく、雰囲気のある光景が撮れないので大きな木の茂っている奥の小道で待ち構えています。それでもまだまだ明るいのでろうそくの明かりが目立つほどに露光を落として撮影をしました。撮影者も大勢いて巫女さんたちも次々と灯をともして行くのでとにかく忙しいです。取り合えず、枚数を撮るしかありませんでした。
境内もすっかり暗くなった頃に舞殿では日本舞踊が始まりました。
舞殿の前の石段は見る人の特等席になり、裏では次に出番を待っている踊り子などが時間待ちをしています。
境内には色々な夜店が出ていて、みんなそれぞれが並んでいました。
若い浴衣姿の女性たちは楽しそうに笑いながらスマホで写真を撮ったり食べたりしていて夏祭りの雰囲気が漂っています。
いつも思うのですが明るい内から灯をともし始めて大勢で行い、あっという間に終ってしまうので雰囲気のある写真が撮れずがっかりしています。撮影する側の無理難題なお願いですがもう少し遅く、暗くなる時間に灯をともしてくれないかな~と思います。今年は鎌倉が舞台の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で鎌倉も盛り上がっていてぼんぼりの絵も鎌倉殿が描かれていました。
もうじきぼんぼりに灯をともす頃になりますがまだ準備が終わっていないのか宮司がぼんぼりを持って歩いてきました。
暗くなってぼんぼりに灯がともされるのを待つ人たちが周りの石に腰を掛けて時間待ちをしています。
鶴岡八幡宮では丁度、蓮の花が咲き始めていて池の中は蓮で一杯に覆われていました。
ぼんぼりを見て歩くとユニークな絵は少なく、文章や色のない絵が多くちょっとがっかりです。色がないとぼんぼりに灯を付けてもやはり写真的にもなりません。そんな中に竹中直人と書いたぼんぼりはカラフルでユニークな絵で目立っていました。
夏祭りは子供たちが一番楽しみにしていると思います。りんごあめのお店は特に子供たちで賑わっていました。時間も午後8時近くになり、特にこれ以上の写真も撮れないと思い。今日の撮影を終わりました。今回の撮影もマンネリ化の感じはぬぐえませんでした。