今年の桜は早いと言う事で3月末には散っていると言う予測でしたが例年に近く4月に入っても咲いていました。
今日は桜が散り始めているので花筏からみの写真を撮りたいと思い、大岡川に来ました。
今年も川岸はいつものような人出はなく、静かな桜の季節になっています。まだまだコロナ禍の終息は見通せないですが早く収まってくれるのを願う気持ちで一杯です。
サップもカヌーも通っていき、更に主役が来ないかと待っていますが中々、そんなうまくいきませんでしたが川を見ていると思わぬ光景が現れていました。
サップやカヌーが通った跡は花筏が乱れて静かな感じの花筏は荒々しい模様に変わっています。これは最高と思い、手前の桜と対岸の桜を入れて荒れた花筏を撮るために川べりのヘンスも跨いで身を乗り出して構図を決めて撮っています。丁度通ったのか関係者が「危ないから気を付けてよ」と言いながら通っていきました。今日のベストショットが撮れました。
川の石には2匹の大きな亀が甲羅干しをしています。
川面には散った桜の花びらが漂っていました。
今年もコロナ禍で出店はありませんし、人の出も多くありませんでした。
対岸では桜のスケッチをしている人たちが居てのんびりとした風情です。
そういえば先程通ったサップやカヌーは戻ってくるだろうと思ってまだ待っています。
来ました、来ました、サップ集団です。広がった花筏の中を戻ってきます。
でも花筏は逆光で白く光っていてあまり花筏が広がっているようには見えませんでした。これでは写真にはならないと思い、そろそろ帰る事にしました。
弘明寺近くになると水位も浅くなってくるのでコサギが餌を捕っています。川面も日陰が多くなってきているのであまりパットしません。
ふと、見上げると桜の木には鳩が数羽止まっていてのどかな春の日です。
更に待っていると今度は二人乗りのカヌー来ます。カヌーもやはり花筏の脇を通りそうなので又、声をかけて花筏の中を通るようにお願いをしました。サップの時は平たく軽いのであまり花筏を通った航跡がありませんでしたがカヌーはカヌーの跡とカイの後が残り絵になりました。二人乗りが更に良かったと思いました。
午後1時頃、弘明寺に着き日ノ出町方面に向けて歩き始めています。
桜のピークは過ぎましたがまだまだ満開で散り始めている花は大岡川の隅に細長く散らばっていました。
サップの人たちは花筏を避けて通るようなので大きな声と身振りで花筏の中を通るようにお願いをしました。
こちらを見ながら花筏の中を通るので記念写真風になってしまいますが「まあまあかな」と思える光景が撮れました。
蒔田まで来ると大きな花筏がありました。花筏も撮りましたがそれだけでは物足りないのでボートや
サップが来ないかと待っています。その内に運よくサップの集団がやってきました。
陽の残る対岸ではのんびりと桜の季節を楽しむように思い思いの場所で話をしたり、遊んだりしています。
今日は何とか花筏の写真が撮れたかな~と思える撮影日和でした。
今年は川岸の木々が奇麗に切り取られている光景が多くありました。
散った花びらが流れの早い所では流れていきます。スローシャッターで流れる花びらと石などに張り付いて止まっている花びらを対比して撮ろうとしていますが明るすぎてスローシャッターの限界もあるし、さほど流れる花びらも多くないので思うような光景は撮れませんでした。