9月からは写真展も始まったりで少しづつ日常生活も戻りつつありますが今日も久良木公園に撮影に出かけました。
今年の8月は雨も降らず、猛暑日が続いたので植物には厳しい夏となり、葉っぱなどは白い斑点ができているのが多く見られました。
今は特にこれと言った花がなく、ドライフラワーになったり枯れる寸前のアジサイの花が時々顔を出す太陽の光に照らし出されていました。
今日はカミキリにも出会いました。マクロレンズで近づくと威嚇するような仕草もしています。
撮影は相変わらずに草木の中をマクロの目で写真になる光景や昆虫を探しながら歩いていますがいつものようにこれといったのにはぶつかりません。今日の発見はカナブンのカップルでした。この時期が繁殖期のようでカップルが多く見られましたがその近くにはもう1匹の雄がいて手を出していきますがうまくいった光景はありませんでした。どの世界も厳しいですね。
池には今年育った子ガモ一家がのんびりと餌を取っていました。もう大きくなって親子の区別がつかなくなりましたが親ガモは子ガモを見守っている感じなのでそれなりに分かる程度です。
子供も居ない公園には午前中に書いた顔の絵がそのまま残っていました。
今年は涼しい長梅雨が7月末まで続き、8月になったら1ヶ月雨も降らない猛暑日が続いて厳しい夏でした。ところが9月1日なると朝は急に秋めいてきて今日は昨日と違ってきています。こんなにメリハリのある年も珍しいと思います。薄曇りの公園は人の姿がありませんでした。
ここでは寿命が終えた蝉に蟻が群がっていて夏の終わりの光景が印象的です。昆虫との出会いなども少なく、マクロレンズのピントが浅すぎてマニアルで欲しい所へのピント合わせは非常に難しく、その都度メガネを変えての撮影で苦労していますが写真撮影をしているといつものリズムも出てきて気分もすっきりしてきます。
公園のベンチでは午後のひとときを談笑しながらのんびりと過ごして
いる人たちが居ましたがよく見るとソーシャルスタンスを取って座っているようでした。
今年の厳しい気候で山々を見ると枯れた木々が多く見られます。
池の向こうの山でも枯れた木々が見られました。
トイレ脇の軒下にはいつもと猫が2匹座っていました。猫たちはそれぞれに縄張りがあり、この2匹はここがテリトリーでいつも仲良くたむろしています。
池の畔には子供づれの家族が網を持って虫取りやボール遊びをしていて、のんびりとした雰囲気です。