今年も酉の市の季節になりました。久しぶりに浅草に足を延ばしてみようと思い浅草鳳神社に行きました。

大勢の人たちで賑わっているこの境内も忙中閑ありなのか疲れているのか椅子に座って寝ている売り子さんもいました。

ひときわ目立つ大きい熊手があります。いつも同じ買い手で飼い主は「ボートレース江戸川」となっています。ちなみに「この熊手はいくら位するのですか?」と聞くと「詳しい事は言えないが新車が一台か買えます。」と言っていました。新車と言ってもピンキリですがとにかく何百万円はするという事ですね、びっくりです。

あちらこちらで「商売繁盛!」と勢いの良い掛け声が響きます。そんな光景も撮りたいのですがその都度、声の方に向かったりして忙しいだけでうまく撮れません。
やはり、声を追うのでなく同じ店でじっくり売れるのを待って構えていた方が効率は良さそうです。

ここは鳳神社の神輿さんがいて、熊手のチャリティーや富くじなども売っていて目立っていました。

この店の看板女将さん、今年もにこやかに笑顔で接待しています。

横浜眞金町の酉の市は熊手を売る店が数件だけで人が出て大賑わいですが寂しい感じです。それと比べると浅草は鳳神社境内は熊手を売る店で埋め尽くされていて圧巻です。

浅草鳳神社に午後2時過ぎに着くと大勢の人たちで賑わっています。参拝客は神社から出て通りにはみ出しています。

時間は午後5時頃ですが店の前で束の間の食事をしている売り子さんがいました。
時間的になに飯なんでしょうか、夜食には早いと思うし忙しかったので今が昼飯なのかもしれません。大変ですね、撮影の方はその後少しして午後6時頃に終わりにしましたが酉の市に訪れる人たちは益々増えていました。

一日何回かこの舞台で踊りを披露しているようです。踊りを撮っていますが作品にはなりませんですね。

舞妓さんの姿で話をしているのを見たのでこれは良い光景と思って撮影をしていましたがこの人たちは先ほどの舞台で挨拶を始めました。

ある1軒のお店に外人さんの売り子がいます。始めて見ましたがなんか変な感じです。伝統ある酉の市にも国際化の波が寄せてきていて日本人のお客には物珍しいので写真撮影をしている人たちもいました。

熊手を売る店は両側に並び、縦横に続くのでその数は分かりませんが迷子になるような感じで、その通路は大勢の人々で埋め尽くされていました。