第2部は芝居であらすじは江戸の大店の娘と一緒になった主人公が娘の我がままで離縁させられ乳飲み子の女の赤ん坊を連れて田舎に帰り、渡し船の船頭になりました。女の子が8歳になった頃に大店の娘が跡取りが居ないから女の子を引き取りたいと言ってきて返す気持ちは無いものの自分の命が後、いくばくもない体なので娘のために泣く泣く分かれると言う、お涙ぢょうだいの芝居でした。

今日は浅草木馬館に入って舞台や役者を撮りたいと思い、浅草に出かけることにしました。

午後3時半ごろに木馬館の前に行くと1月で正月公演なのかいつもはない役者を描いた大きな風船のような物が二つ在りました。

最後にお礼の口上を述べるために座長を中心に集まり、御礼を言って終わりになりました。
休憩も入れて午後5時から8時半まで3時間半の公演でした。これで入場料1600円ですから安いのではと思いました。

第3部もフィナーレを迎えて勢ぞろいしています。

休憩の後に第3部に入り、踊りが始まります。優雅な踊りやテンポの速い踊りなど次から次と畳込んできます。なるべくスローシャッターで動感のある写真を撮りたいとシャッターを切っています。

午後5時になると夜の部の公演が始まりました。第1部が踊りで第2部が芝居、第3部も踊りと3部構成になっているようです。毎月1ヶ月の公演で今月は橘劇団で座長は橘大五郎でした。総座長が父の橘菊太郎で大五郎は三代目座長のようです。
劇団の座長はみな若く30代でなっています。

その内に舞台も終わったようで観客が出てきて役者も出てきました。
ファンにお礼の握手や記念撮影など大変忙しいです。舞台のDVDも売っています。お客は馴染み客が多く、熱心です。

木馬館は昼の部、夜の部があって今日は夜の部を撮影するつもりなので午後から出かけました。午後3時頃に浅草に着き、3時半ごろに昼の部が終わり、お客さんが出てくると役者さん達も出てきてお礼とファンサービスで木馬館の前は賑やかになります。その時間まで間があったので浅草寺境内で参拝者が浄めの水を口に含んだりするのを逆光の美しい光線の中で撮影をしています。

第3部になるとファンの方から舞台の役者にご祝儀が渡されます。ご祝儀は1万円から3万円、多い人は5万円もありました。飾りのピン止めに万札を綺麗に挟んで胸元の襟に差し込みます。熱心なファンに支えられて大衆演劇は根強く、こうして全国を回っているようです。

木馬館を出るとやはり役者がお客さんにお礼を言うために外に出てきて握手や記念撮影などしています。熱心なファンに支えられた大衆演劇の熱気を感じた今日の撮影でした。

第1部が終わると休憩が始まり、劇団のDVDや前売り券の発売、熊本地震の義援金の募集などいろいろ忙しいです。

午後の部は4時から入場券の発売があるので早速、木馬館に入場しました。観客席は予約が多く当日券では前の方か後ろの方しか空きはありませんが写真撮影をするのには一番後ろが最適なので問題はありません。平日の夜の部と言ってもこの込みようです。