鎌倉のぼんぼり祭りが6日から9日まで開かれています。
今日は何年かぶりにぼんぼり祭りを撮影に行くことにしました。
しばらく厳かな笛の根を聞いてから又、撮影を始めました。境内では生け花も飾ってあります。夜の光に照らされた生け花は昼見るよりも綺麗に見えました。
ぼんぼりに灯がともった午後7時頃、能舞台で何か始まるようです。又、階段には大勢の見物者が並び能舞台では二人の男性が厳かに観客に向かってお辞儀をしていました。主役の演奏者は見たこともない長い笛でおもむろに演奏を始めました。厳かな笛の音です。プログラムには雲龍KNOBと書いてありました。後で「雲龍」とネットで調べたら有名な笛の奏者のようですぐに分かりました。
ぼんぼりに書かれた絵は色々ですが今年話題の人も描かれていてテニスの錦織もオリンピックを目指して胸には日の丸も書かれています。
巫女さんたちは手分けして灯をつけるので暗くならない間にすぐに終わってしまいます。なるべく木立で暗い場所を選びましたがまだまだあたりは明るく露出を落として撮影してやっと雰囲気が出てきます。
午後6時50分頃になると巫女さんたちが一斉に出てきて持ち場のぼんぼりに灯をともしはじめました。
まだ明るいのでぼんぼりの灯が目立ちません。見物人やカメラマンが巫女さんの周りに集まってきて写真撮影を始めます。カメラマン同士が背景に入り思うように撮れません。こんなものですがなるべく人を入れないで巫女さんがぼんぼりに灯をともす情景を撮りたいと必死です。
まだまだ時間も早いのでぶらりぶらり境内を一回り、池の傍の藤棚では鯉に餌をやっていたり休みながら飲食をしたりして時間つぶしなのかのんびりと休んでいました。
八幡宮の階段前では吹奏楽の演奏が行われていてその階段は
観客の特等席になっていました。
八幡宮境内も人は少なくのんびりした空気が流れています。
ぼんぼり祭りは夕方なので午後からゆっくり出かけて鎌倉に着いたのは午後5時ごろでした。今日は普段の日なので小町通りもそれほど混雑していませんでした。
夜の屋台も魅力ある被写体で子供や家族連れを撮っていると珍しく外国人の人たちもいました。なにやらただ買うのでなくじゃんけんをしています。店のおばちゃんは「ジャパニーズじゃんけん」と何度も言いながらじゃんけんをしていました。
この後、丁度知り合った写友のグループが今日は撮影会でこれから懇親会と言うことで午後8時前には撮影を終えて私も一緒に合流して楽しい1日を過ごしました。
祭りにはつきものの屋台も数軒でていますがやはり客もなく、手持無沙汰でした。