今回は撮影旅行ではなく、家内と伊豆半島巡りをしたいと思い、出かけました。

箱根を通って沼津に近い伊豆半島の淡島に出ました。水はきれいで雲がなければ富士山も見られる眺めのいい所です。

以前来た時は下まで歩いたのが今ではおんぼろマイクロバスで送り迎えをしていました。運転手さんに「前に来た時の猿は長野の地獄谷の猿と違い、怖い印象があった」と言ったら「確かに昔はそうだったが今はそんなことはない」と言われました。降りてみると本当に怖い印象はなく、日陰でそれぞれ思い思いに毛づくろいなどしていました。

海岸線を通ると混雑が予想されるので戸塚を通って厚木から小田原厚木通りに使って箱根の芦ノ湖に出ました。天気は快晴で暑い日利りです。遊覧船乗り場は中国人のツアーの人々も大勢ました。

道の駅「開国下田みなと」で泊まり、目が覚めると雨模様でした。
雨もさほど降らないので日差しがなく、しのぎ易い日です。
城ケ崎に「海のつり橋」が有ると言うので行ってみました。
海辺は岩が切り立っていて波がくだけて絶景です。

大瀬崎までは海岸線を通るのですが車を止める所も無いくらいに狭くあっても1日料金の有料駐車場です。ちょっと止まって写真をと思っても止める所が無いので走るしか有りませんでした。その後は山に入ってしまい、見晴らし台から下に小さな井田海水浴場が見えました。のんびりしていそうだったので降りてみましたがやはり駐車場も狭く、1日料金の有料だったので写真も撮れずにすぐに引き上げてきました。

波勝崎から山道をくねくね走りながら夕方に下田港に着きました。夜になると観光船「黒船」に灯りがついて暗い港に輝いています。夜釣りや花火をやっている家族など夏の夜を楽しんでいました。

戸田からもほとんど山道をくねくねと車で走ります。途中、恋人岬に寄ったり堂ヶ島で遊覧船には乗りませんでしたが食事をしたりして波勝崎までやってきました。30数年前に1回波勝崎に来たことがあります。車はここまでで下の海近くに野猿が集まっています。

釣り人達も居たので写真を撮りながら回っています。良く見るとよその漁港と違って本格的な釣りの道具で釣っているのが印象的で釣り浮きが馬鹿に大きく、投げ竿で遠くに投げています。始めて見る光景なので色々聞いてみました。ここは大物の回遊魚も回ってくるのでコマセ駕籠の大きいのを付ける為に釣り浮きも大きいのだと言っていました。こんな所で大物のシイラや黒鯛、メジナも釣れるとの事、びっくりしました。

山の中を走り、次の海岸に降りた所が戸田港でした。ここは漁港なので車も止められ、ゆっくりできます。
漁港には漁船や釣り人が居てのんびりした雰囲気です。

昨夜は戸田の道の駅「くるら戸田」に止まり朝早く又、戸田港に来ています。
家族連れの釣り人達が朝から釣りをしていました。

山道を歩きながらやっと「海のつり橋」にたどり着きました。思ったより短く、しっかりしたつり橋なので揺れもあまりありません。ちょっとがっかりしました。
その後、昼食を取って、伊東、網代、熱海を通り、特に見る所もなく小田原から小田原厚木道路を通って家路に着いたので家には午後2時ごろに着きました。思ったのは西伊豆はくねくねした山道ばかりなので思ったより時間がかかり、遠く感じて暮らすのには大変な所かなと思いました。

朝の漁港を撮っていましたが釣りもしたくなり、釣具屋さんから貸竿を借りて来て釣りをしています。それなりに釣れるので退屈しません。10数cmの石鯛の子供やメジナの子供、ベラなど種類も5種類ぐらいで久しぶりの釣りの感触を味わいました。