晩秋の20日に所属するデジタルフォト研究会、「デジ研」の日帰り撮影会が行われ、総勢40名近くが貸し切りバスで出かけました。

恵林寺撮影の後は「シャトー勝沼ワイナリー」で工場見学と試飲や買い物です。工場内は撮影もオーケーと言う事で製造ラインや熟成用に積んである樽入り倉庫なども撮影が出来ました。

軒下にも干し柿が吊るしてあり、その近くの柿の木も入れて風情のある写真にしたいと思いました。

正面は1階、2階とも干し柿が吊るしてあり、勇壮です。吊るした日にちの違いが色と形の大きさで良く分かります。

大きな小屋では数人で干し柿用に柿の皮を黙々とむいていました。

バスは東名から圏央道、中央道経由で途中集中工事で停滞もありましたが予定通りに午前10時半頃、山梨県塩山ころ柿の里「岩波農園」に着きました。農園の庭には沢山の干し柿が吊るしてあり、皆さん撮影に夢中です。

工場見学の後は楽しい試飲です。皆さん思い思いに樽から注いて飲んでいます。丁度、私は採血検査の為に後2~3日後まで禁酒中だったので飲みませんでしたがおちょこ位の大きさのプラスチックグラスでの試飲でビール工場をイメージした飲んベーさんにはがっかりだったかと思いました。

ワイン工場での見学、試飲、お土産購入の後は今日の撮影会も終わりました。途中、バスの中から山並みの紅葉を見ながら予定よりも早く横浜に着きました。今日は曇りで干し柿の影などの魅力ある写真は撮れませんでしたが1日、晩秋の里を満喫できた撮影会でした。

恵林寺の中のちょっとしたお店、前のたき火の煙が晩秋の雰囲気を出していました。

午後の撮影は信玄館前の恵林寺での撮影です。恵林寺は普段の日なのでか観光客も多くなく静かな晩秋の寺と言う感じでした。

近くの「真玄館食堂」には大きな武田信玄の銅像が立っていて観光客の目を
引いています。昼食は此処でほうとう御膳(放蕩鍋)を食べました。

「岩波農園」の後ろは柿畑でほとんど柿は収穫されていましたが残り柿と紅葉の色合いがマッチしていて1枚パチリ。

柿畑の済みに野ざらしになった車が放置されていました。枯葉にうずもれて憐みを誘い魅力的な被写体でした。