今日は所属する写真クラブ「フォト司」の撮影会です。今回の撮影会は横須賀市の猿島が撮影地に決まり、朝早めに出かけました。

島に上陸すると小さな砂浜があって昔来たときはここで子供たちに海水浴をさせました。その上に管理事務所があって今は使われていないであろう煙突にはツタがはっていました。

この建物も基地跡ですがでテレビドラマの「ウルトラマン」の撮影にも良く使われたとガイドの人から説明もありました。

今日は普段の日なのであまり多くの観光客はいませんでしたが2組位のアベックや女性同士の若い人たちもみられました。

無人島の猿島は自然が一杯の魅力ある島で生き残るために頑張る木の根っこなども多く見られました。

レンガ造りの真ん中に入り口があって普段は鍵がかかっていますが今日は14名の参加で案内人を2人付いての撮影会なので鍵を開けて貰って一人一人懐中電灯を借りて室内に入り、その光で撮影です。終戦直後は自由に入れたらしく中は落書でいっぱいでしたがそれがアクセントになり面白い写真が撮れました。

この隧道の両側には元兵舎や弾薬庫があって普段は鉄格子で鍵がかかっています。丁度、島の真ん中位に深いく道が出来ていて外部からは一番安全な場所になっています。

午前10時の渡船に乗って猿島に向かうとほどなく猿島が見えてきました。猿島は30数年ぐらい前に子供達を連れて1回来たことが有りますがそれ以来です。自然に囲まれた島は昔のままの姿で近づいてきます。船着き場も見えてきました。船着き場は近代的になっていて丈夫な鉄骨で作られていました。

猿島を2時間弱の撮影後に12時の船に乗り横須賀の街で昼食を取った後に午後の撮影は「どぶ板通り」です。「どぶ板通り」も綺麗になっていて昔のようにアメリカ海兵隊の人たちも少なくなりました。それでもアメリカン的な看板やお店が少しあって独特な雰囲気のある通りです。今日は入梅真っ盛りですが天気も良くて真夏日です。撮影会を解散した後に数人でやっと探し当てて食べた「かき氷」が一番記憶に残る撮影会でした。

隧道はトンネルがいつも掘られ続いています。猿島は江戸時代は黒船などを江戸に向かって攻め入るのを阻止するため、第2次戦争でも東京湾に軍艦が攻め入るのに伏せぐ為の需要な基地であちこちに砲台跡もありました。この建物も銃撃戦の時の為の要塞かと思います。