今年は3月になっても暖かくならずに各地に大雪が降ったりで寒い3月になっています。撮影も冬眠から覚めてと思っていましたが中々思うようになっていません。その中でも今日は天気も良くて暖かいので久しぶりに浅草に行くことにしました。
伝法院通りと浅草演芸ホールなどがあるロック座通りが交差した交叉点は人力車が集まって車夫から観光案内を聞いています。今、浅草は映画館も無くなり、前にあった大衆演劇場「大勝館」も大きな「ドン・キホーテ浅草」(写真左角)のビルになりました。その前の工事中のビルは全国の有名な食べ物店を集めて「浅草に来れば全国の美味しい物が食べられるよ」と言う歌い文句で観光客を更に集めようと計画しているようで時代と共に浅草も大きく変貌しようとしています。
子供歌舞伎は1時間ほどあり、終わったのは午後4時頃でした。浅草寺境内はまだまだ大勢の観光客で賑わっています。撮影の方はこの後少しぶらぶらして早めに帰る事にしました。今日は天気も良く、暖かく今月にしては良い撮影日和でした。
午後3時から子供歌舞伎が始まります。場所取りもあるので早めに会場に行きました。「浅草奥山子供歌舞伎」は毎年行っていて今年で6回目でした。初めは10月頃行っていたのを昨年から子供の春休みに合わせて3月に行うようになったそうです。又、土・日・祭日で何回かやりますが各地の子供歌舞伎がやってきて子供役者も出し物も毎回違い、今日は栃木の子供歌舞伎でした。栃木の子供歌舞伎はセリフが無く、歌と囃子に合わせて演技するので歌舞伎ミュージカルのようでした。中々、堂に入った名演技で楽しみながらの写真撮影が出来ました。
浅草の飲み屋通りは朝から店が開いていて観光客たちで賑わっています。最近は日本人ばかりでなく外国人も多く見かれる様になりました。今日は土曜日なので特に多く、繁盛しています。又、土日は大道芸も通りで行われているので大衆的な下町浅草として楽しめる町になってきました。
京島も開発が進み下町風情も無くなってきたので去年の8月以来撮影に行っていませんが駅前付近の開発の具合も知りたくて浅草よりちょっと足を延ばすだけなので様子を見に行くことにしました。駅前は大掛かりな開発なのでさほど目に見えるような変化は有りませんでした。びっくりしたのはもうすでに取り潰されていると思っていた中華屋さんはのれんが掛かってお客は居なかったようですが営業をしていました。
午後3時より第2回目の「子供歌舞伎」あるので浅草寺境内に来ると近くの広場では恒例の猿回しが客を集めています。お猿の表情や動作に観客は大喜びでした。
その伝法院通りを時代衣装を着た子供たちが歩いてきて挨拶を始めました。今浅草では子供歌舞伎を浅草寺境内で開催していて宣伝と挨拶に来たようです。開催は午後1時からと3時からの様なので午後3時から見学がてら撮影をすることにしました。
京島から浅草に来るといつもになく大勢の観光客で仲見世通りは歩くのもままならないような混雑ぶりです。今週は昨日から3連休なので特に混雑しているようです。大勢の観光客の中でも東洋人が多く、特に中国人が目立っていました。
いつもの様に浅草寺境内には行かないで伝法院通りに来ると人力車が来ました。良く見ると外国人の女性の人です。最近は女性の車婦さんも多くなりましたが白人の車婦さんは初めてです。慌てて追いかけて写真を撮りました。