今日は写真クラブ「フォト司」の撮影会で鶴見区生麦の「蛇も蚊も祭り」を撮影に出かけました。

午前10時に京急「生麦」駅改札口に集合して祭りの神社「生麦神明社」は5分位歩いた所でした。もうすでに朝早くから地元の人々は祭りの蛇を萱で作っている最中です。報道関係者も来ていて撮影中でした。

その次に夢中になったのが野良猫です。今日はいつもと違って何匹もの野良猫がいました。その内に子猫も出てきて猫のモデル撮影会です。「目線下さい。」などと冗談を言いながら、撮っています。
本当は夕方の赤みを帯びた斜光の光線状態で入江川の廃船などを撮りたかったのですが今は日暮れはまだまだ先です。今日は真夏のように暑かったので一人残っただけで皆帰ることになりました。雨の心配もあった撮影会でしたが暑かったものの天気にも恵まれてまあまあの撮影会だったと思います。

町を回り終えるとこの町の神社に戻ってきて蛇の一部を燃やしながら子供たちが獅子やおかめ、ひょっとこのお面をかぶって踊りながら周りを回ります。写真的には面白いのですがどうも撮りきれません。難しいですね。

快晴の入江川は見慣れた光景で特に特徴もなく、行った時は居た川鵜も居なくなって私は川岸に廃舎になった船の修理工場跡などに入り撮影をしています。此処は初めてなのでちょっと写欲が湧きました。

当初、午後に町を回る蛇も蚊も祭りを撮影してから子安の入江川に撮影に行く予定でしたが隣の町で行列も撮ったのでその足で入江川にやってきました。潮の方は満潮に近いのか川の水は多い方でした。

祭りが全部終わったのは午後1時過ぎでした。祭りの関係者はこれからが昼食がてらの宴会が始まるのでしょう、とぐろを巻いた蛇の所で記念撮影をさせて貰いました。ちなみに先ほどの隣の町の蛇は作りが違うのでとぐろを巻くことが出来ないと自慢をしていました。

撮影会のメンバーには12時に集合して食事の予定でしたが少し早めに集まってもらい、早めの昼食を済ませて町を歩いている行列の撮影に行きました。大人たちに交じって先頭に子供達もいます。萱で作った蛇の顔も中々リアルでした。

隣町と言っても先ほどの神社からすぐ太い通りを渡ると隣町です。音楽の聞こえる方に向かうと行列は一休み中でした。子供たちは蛇に乗ったりしてリラックスしています。

これで胴体と尻尾が出来たみたいです。蛇は3匹位作っています。完成はまだまだの様で午後から町を練り歩くのですが写真的にはちょっと飽きてきました。
関係者にいろいろ話しを聞いているうちに隣の町でもやっていてそこは午前中に町を練り歩く情報を得たので早速、隣町に向かいました。

萱を丸太状にして蛇の胴体を作っていきます。しっかり締めるのに大の大人たちも足で踏ん張って必死の様子でした。

行事も終わってこれから町に出てセレモニーを行った後で蛇を担いで町を練り歩き商店や家を正月のお神楽のように回るとの事でした。

休みも終わるとすぐ近くの学校に入り、3匹の蛇を担いでぶつけるような動作をします。無病息災と雨乞いも祈願しての祭りだそうでその為かホースで水をかけています。蛇だけでなく観客の方にもかけるので逃げながらの撮影になりました。