今年4月に富士サファリーパークで動物を撮って纏めた3枚組の1枚が思わしくなく、再挑戦と思っていました。今日は天気予報も曇り日になっていたので丁度良いかなと思い、上野動物園に行くことにしました。

11時ごろに上野動物園に着くとそれなりに入場者も多いようです。

上のゾーンと下のゾーンを結ぶモノレールが通り、後ろの高いビルが象徴的でした。

名前は知らなかったのですが「ハンビロコウ」がすぐ近くでほとんど動かず首だけを左右に動かしながら目をつぶったり睨んだり、その眼光に魅せられて背景を気にしながら何枚も何枚も撮影をしています。面白い表情でした。

園内の休憩所で午後1時ごろに食事をしていると何やら小雨が降っていたようで入園者は傘を差しはじめました。ピーカンの動物園ではコントラストも強く、動物たちもぐったりして写真にならないし曇りの今日が丁度良いと思って来ました。念のために三つ折りの折り畳み傘は持って来ていますがこれから本番と思っていたのでがっかりです。

上のゾーンから不忍池近くの下のゾーンに来ました。池があり、鵜などが生息していてビル街が見えています。相変わらずに小雨は降り続いていました。

気を取り直して小さな傘を差しながら午後の撮影を始めています。
フクロウの姿は定番ですが面白いですね、首が180度回したり鋭い眼光でじっと見つめたり、背景が黒く落ちて白い姿が浮かび上がります。

梅雨時なので皆さん傘はしっかりと持ってきたようで雨降る動物園でも多くの人が動物たちを見ていました。一脚を付けたカメラともう一台のカメラ、小さな折り畳み傘で撮影の方は悪戦苦闘ぎみで苦労しています。。

目をつぶりじっとしているアシカを見ている子供はつまらなそうな顔をしています。何故か面白いのは寝ている姿が互い違いになっていることでした。

園内の廊下に今流行のミストシャワーの出る場所があってこの暑い夏に一服の涼風が感じられます。子供などは涼しさと珍しさもあって何回も何回も廊下を走り回っていました。

ゴリラの檻ではガラス越しに子供がいて見に来ていた子供たちや家族連れが楽しそうに見ていました。遠く離れた岩の上には大きな雄のゴリラがまるで人間のように麻袋などを布団のように敷いて毛布をかけるようにして寝そべっていたのが滑稽でした。ほんと人間のようです。

入り口を入ってすぐのジャイアントパンダはリンリンがお産のため雄のシンシン一頭だけでしたがやはりお産の話題などもあってか人気があり、大勢の人だかりです。人の移動もないので尚更混雑していました。

キリン、サイ、シマウマ、像などの顔や体、おしり等、色々狙って撮りましたが金網があったり背景が良くなかったりであまり気に入った写真は撮れませんでした。おまけに雨が降っていて撮影も困難で、4時過ぎには動物も中に入り始めたので今日の撮影を終わりにしました。帰る頃の動物園は雨も強くなっていました。