京急、三崎口駅近くの水戸浜海岸は昔ながらの小さな漁港の雰囲気が残る私の好きな海岸です。この時期はわかめ漁も盛んで海岸で作業をしたり干してあるわかめなど被写体も豊富でした。そんな光景も年々失われていて今年などはわかめの干してあるような所も見当たりませんでした。
今年の3月も寒い日が続き、梅の花は一か月遅れで咲きました。今日は久しぶりに暖かい晴れの日となり、撮影に出かけることにしました。
何年ぶりになるだろうか、春の三浦半島に春を求めて?の撮影です。
金田漁港で漁網のほころびを修理している漁師や漁船、漁網、ブイなどを撮って今度は松輪漁港にやってきました。潮は引き潮のようで浅い漁港は岩が多く出ていました。降りてみても何もなかったので三浦に向かって車を進めます。
横浜横須賀道路を通って三浦海岸に出ました。もうお昼近かったので海を見ながらの昼食です。海岸は人もまばらで部活の学生と思われる人たちがビーチバレーをやっていてのんびりした早春の海岸でした。
私にとっては最後にちょっと寄ってみようかと言う感じなので一脚位しか持ってきていなくどうしてもここでと言う気持ちがありませんでした。人の居ない所に場所を取って夕日の落ちる6時位まで撮影をして今日の撮影を終わりにしました。
今日は天気も良くて暖かい一日だったので写真は二の次でも春を感じられる楽しい撮影日和でした。
この時間は漁港ものんびりした時間で防波堤の釣り人や昆布干し漁民や白鷺、カモメなどが飛び交い、ゆっくりと時間が流れていました。釣り人は今来たばかりのようでまだ釣果は見られませんでしたが黒鯛狙いだそうです。以前に磯の夜釣りで黒鯛を釣りに出かけていたので多い時は4枚ほど釣れると聞き、昼でそんなに釣れるのだったらと羨ましい限りでした。
三崎漁港も傾いた夕日に照らされてのんびりムードです。ここでもあまり撮影の収穫もないので三戸浜に向けて出発しました。
三崎漁港の近くにある三崎町は下町風情が残り、蔵も多く魅力のある町でした。その昔はマグロの遠洋漁業が盛んで何か月ぶりかに帰ってきた漁師たちが飲み屋などで大騒ぎをして賑やかで活気のある町でした。それも今では昔話し、今ではシャッター通りになっていて閑散としています。数年?前まであった風呂屋さんも今は駐車場になっていました。、
この漁港は以前、朝早く撮影に来たことがありますがカモメと共に白鷺が多くいて漁港に白鷺、珍しい印象を持っていました。市場の人たちは魚を選別しているようです。
三浦海岸の先にある金田漁港は市場もあって日曜などは朝市も立ち賑わう漁港です。