もうすぐお正月、1年があっという間に過ぎてしまいました。暮れの風物詩「浅草羽子板市」に今年も出かけました。昨日は雨だったので今日にしましたがそれでもやはりこの時期は寒いですね。

午後3時ごろに浅草浅草寺着きました。大勢の人たちで写真は撮りにくいしあまり良さそうな被写体も見つかりません。

伝法院通りに来るとこの通りはイベント中で芸名東京ガールズの二人が三味線を弾きながら歌っていました。近くでは甘酒も振る舞っています。私も一杯、寒さが身に凍みていたので温かい甘酒は本当に美味しくいただきました。

こちらは大衆演劇公演の「木馬館」です。もうじき、昼の部が終わりお客さんが出てくるのでいつも来ています。ここも夜の部を待つお客が椅子に腰かけて待っていました。ほどなく昼の部が終わったようでお客が降りて来て役者たちは出迎えながらお礼を言っています。今日は衣装も役者も今一で写真撮影の魅力もありませんでした。

又、浅草寺に戻ったものの変わり映えもしないのと寒さも身に凍みていたので見物人などを撮りながら早めの7時20分ごろには帰ることにしました。年々羽子板市も賑やかさも華やかさも無くなってきていて今年は特に美人の女将さんがいた店もなかったのにはびっくりしました。

浅草演芸ホールは午後の部の入場者がもう並び始めています。喜劇や演芸など発祥の地で古いものを残しながらも新しい浅草に変貌するための過渡期が今の浅草のように思えます。近くには2014年末に完成の「まるごとにっぽん、浅草に集結」というコメントで各県の産物や料理などの店が入る大型ビルが建ちそうです。

段々羽子板市のお店も少なくなっているのかいつもの美人女将のいる店もありません。又、息抜きに浅草の町に出て来ました。町も人通りもあまりなく静かです。そんな中で花魁の衣装を着た女二人が携帯で写真の撮りあいしています。ついでに一緒に撮らせて貰いましたが未熟の為に気に入った物はありませでした。

そんなに盛大でもありませんがあちこちでシャンシャンの掛け声と手拍子が聞こえてきます。しかしながらこれと言った良いシャッターチャンスや主役には巡り合えません。

食事もして再び浅草寺に戻ると暗くなった境内は先ほどと一変しています。人もまだまだ多いのですが先ほどのようには混んでいません。五重塔もライトアップして暗い空に浮かび上がっています。

飲み屋通りにやって来ました。さすがに今日は寒いのとまだ時間も早いのでお客はまばらで呼び込みのお姉さんたちが通りに立っていました。

混んでいるのと時間帯的にまだ魅力の無い浅草寺を後にして浅草六区の方に来ました。浅草も残っていた映画館が最近閉鎖するとのニュースを見ましたがすでに閉鎖されていてその手前の一角は新しいビルの工事で重機類の音がしています。