赤レンガの裏手では消防梯子車に試乗できるイベントで行列ができていました。
12時半頃に一番のイベントである消防艇からの放水デモストレーションです。2隻の消防艇から勢いよく放水された水はしぶきと共に落下して見ごたえのある場面になりました。
空には2機のヘリコプターが白煙を上げながら飛んで盛り上げます。赤レンガ広場からも消防隊が放水しているようですが人込みで良く見えませんでした。
海の方に向かうと海辺には人が大勢いて、もう一番前には行けませんでした。その内に緊急のサイレンを鳴らしながら2隻の船が奥の臨海公園の方から走ってきました。海で溺れている人の救助の再現です。
ウエットスーツを着ているとは言え、冬に海に入る消防隊員の方々もご苦労様です。
大勢の見物人も放水が終わるとどっと移動し始めます。広場の特設舞台では東北の女学生が震災時の事やその後の事など体験談や感想を発表していました。その姿は後ろの大きなモニターにも映し出されて多くの人たちが真剣に聞いています。今年の出初式は例年にない、緊張感のある式典になっているのではと思いました。
順番を待って二人位の子供たちが梯子車に乗り始めました。
係りの消防員は「たまに外れて落ちることがあるよ!」などと子供たちをからかっています。子供たちは何の反応もできずに不安そうに真剣な表情でした。
午前11時半頃に市営地下鉄、桜木町駅から赤レンガの方に歩いて歩道橋から見ると大きな消防車が広場に止まっています。時間は11時半頃なのでイベントなどは始まっているようでした。
その脇には大きな消防車が何台も止まっていて家族連れなどが記念にと消防隊員に記念写真を撮ってもらっています。和気藹々の光景でした。
梯子は徐々にゆっくりと上がり始めました。てっぺんに伸びたところは高さも大分あります。子供たちの表情は見えませんがどんな気持ちだったのかな〜。
赤レンガ前には冬恒例の野外スケートリンクがあって、ここも行列が出来ています。今日は天気も良くて寒いくらいなので氷も解けずに条件の良いスケートリンクになっているようです。毎年常連で派手な衣装のおじいちゃんも得意そうに滑っていました。
メーンの放水などは又、午後3時過ぎにあるようでしたが同じような場面と思い、そろそろ帰ることにしました。冬の陽は早くてもうビル群の影が広場にかかってきて高い煙突などが青空に映えていました。