隣町、弘明寺観音の節分の日には鬼のぬいぐるみを着た行事をやると言うことを最近聞きました。京急で一駅と近くなのに一度もその行事には行っていませんでした。今日、節分の日は弘明寺観音に撮影に出かけることにしました。
前日に問い合わせたところ、鬼などの行事は午後4時から行われると言うことでした。午後ゆっくりの2時過ぎに弘明寺観音に行くとそれなりに人は出ていましたがまだまだ行事までは時間があります。
坂を下って大岡川の橋まで来ると長い行列があって並ぶと豆と各商店の引換券が貰えるようです。危険なので豆まきはしないで配っているとの事でした。4時少し前に弘明寺観音に戻り鬼達を待っていると最初に山伏姿の男達が出てきました。
山伏の後には天狗が出てきました。足元を見ると下駄の歯が一枚だけで杖を付きながらバランスをとっています。周りはカメラマンや見物人が一杯で思うように撮れません。そう言えば今日は知り合いのカメラマンの多かったのも特徴でした。
次に青鬼や赤鬼が大きなそぶりで威嚇しながら出てきました。
大きい人が入っているらしくぬいぐるみを着ると結構、大鬼です。
天狗もいたのでカラス天狗もいます。
天狗にカラス天狗、赤鬼や青鬼など出てきたところのあまり広くない広場で見物人に向かってパホーマンスを繰り返しています。写真を撮るのにもぶつからないように逃げながらの撮影で結構動き回っていました。
さすがに子供達はびっくりするやらおっかないやらで恐怖の形相で泣きじゃっくている子もいます。そんなスナップをと思いながら
撮影していましたがなかなか思うような写真は撮れませんでした。
中の広場でのパフォウマンスが終わると山伏が先頭になって表に出てきました。
表で何も知らなかった子供達はやっぱり怖がって鳴き始めます。
赤鬼もごめん、ごめんと言う感じで逃げていました。
裏門から出た鬼達は下の正門に回って弘明寺観音に戻ってきました。
階段も狭いし、脇にどくように指示されて撮影的には思うように行きませんでした。さすがに下駄の歯が一枚の天狗は両脇から人に抱えられながら上がって来ました。
上の境内の中は大勢の人が待っていて鬼達の行列は舞台の上に戻ってきました。舞台上では天狗の行司で赤鬼と青鬼が相撲を始めました。3回ほど相撲を取って2勝1負で今年は青鬼が勝ったみたいでした。その相撲が終わって今日の行事はお終いです。
その間の時間は45分位であっと言う間に終わってしまったと言う感じでした。写真的には難しく撮れませんでしたがなかなかユニークで面白い節分の行事だと思いました。