この冬は暖冬と言うことで1月も暖かい、今月は行事もいろいろあって写真撮影には事欠かず今日は10数年前に一回行った逗子の寒中水泳大会を撮影にいく事にしました。
午後1時からの始まりなので逗子海岸に着いたのは12時少し過ぎでした。海辺なのに風もなく寒中水泳に参加するグループなどが思い思いの場所に座ったり、ウインドサーフィンを楽しむ若者のグループ、寒中水泳を見に来た人々などでのんびりした雰囲気の暖かい海岸でした。道路の石垣に垂れ幕を下げたちょっと変わったグループが見えたので近づいてみると「逗子市詩吟詩舞連盟」「寒中吟詠錬成会」と垂れ幕には書いてありました。詩吟の会の恒例になっているであろう寒中詩吟朗詠大会とでもいうものなのでしょう。又、寒中水泳大会を前にしてLIFESAVER達の水難救助訓練なども行われて大会の準備に専念していました。
海辺では「寒中水泳大会」と書いてある登り旗を入れて水泳パンツ姿で記念写真を撮ったりしている男達、もうすでに海に入っていく大会参加者のグループなど大会の始まるのを待っています。1時になってそろそろイベントが始まるのかな?と思っていたら参加者の姿がいつの間にか無くなっていました。1時からの儀式等は道路脇の逗子会館で行われるとのこと、1時20分ごろになり儀式を終えて参加者達が海岸に集まり全員準備体操です。一般参加グループも入れて13団体の参加で行われるようではっきりした人数は解りませんが200〜300人位は参加しているようです。やはり以前と比べると参加人数も大分多くなってきているようです。
準備体操の後、団体事に間合いを空け冬の海に入り始めました。急いで撮影に入りましたが関係者が前に居たり、何とか撮っても後ろ姿で面白くありません。砂浜に上がる場所を聞いて急いで移動、今度は遠くで泳いでいる所や砂浜に上がってくる所を撮ることにしました。遠くで泳いでいる所は状況説明にはいいのですが写真的にはやはり駄目で本命は砂浜に近づく人々の表情や動作に期待しました。しかし少し寒そうな感じはしていますが淡々と上がってきて、なかなかイメージ的なシーンはなく思うような写真は撮れませんでした。
各団体がどんどん寒中水泳を終えて上がってきます。だいぶ女性の人達も参加が多くなっていて浜は大賑わい、皆さん元気があります。中には高齢の女性もいて何かやりきったと言うような表情で「来て良かった!」と大きな声で言っていました。「踊る阿呆に踊らぬ阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損々」と言うことかも知れません。
大会関係者が用意していた大きな鍋のお汁粉や豚汁が配られています。大会参加者は寒い時に体が暖まる一番美味しい食べ物を嬉しそうに食べていました。江ノ島の寒中御輿などでも御輿を担いで海に入るので同じように豚汁が振る舞われていて去年、久しぶりに行っていただきました。御神酒と称して日本酒なども江ノ島では前は飲んだ記憶がありますが去年の江ノ島ではありませんでした。やはり当たり前のことですが昨今は飲酒運転に繋がるのでいつの頃からか解りませんが廃止されたのだと思います。
砂浜には焚き火用に丸太を組んだ2つの櫓がありました。暖をとるための物で赤々と燃えた炎は凄い勢いです。近づくと顔などが痛くなるような感じで寒中に海に入り寒さにこらえられず火の近くまで来て震えながら暖をとる参加者達の表情や仕草を期待していましたがあまり近寄らずそんなに寒そうな感じもありません。望遠で引きつけて炎と煙を前にいれ陽炎のように歪んで暖をとる人の姿をと思っていましたが全然駄目でした。暖をとっている参加者に「寒くはないですか」と話しかけると「入る前と入り始めは少し寒いけど海中の水温は12度で海岸は11度位なのであまり寒くはない」との事でした。子供たちや一部に少し寒そうにしている人はいましたがそれでもイメージ的にはまだまだでした。
二つの焚き火の回りを行ったり来たりして写真の主役になりそうな人達を捜していると報道カメラマンにインタビューされている少女がいました。おばあちゃんと来ているみたいでタオルケットとお汁粉の入ったカップを持って暖をとりながらインタビューに答えていました。そんな光景を脇から撮りながらインタビューが終わると今度は「少し撮らせて」と言って何枚か写真を撮らせてもらいました。はにかみながらお汁粉片手に笑顔の可愛い女の子、今日はこの一枚がベストショットです。
先ほどインタビューしていたカメラマンは二十代の若く可愛い女の人で一人で来ているようです。ビデオカメラで撮影もして、インタビューも一人でやっています。ジャンバーの後ろには神奈川ケーブルテレビと書いてありました。主催者側の役員にインタビューしているようで役員の人はこの寒中水泳の由来やその他いろいろな話をしているようでした。これで今日の寒中水泳大会は全部終わりのようで時間を見ると午後3時近くです。海に入り始めて大体、終わるまでは1時間ちょっとで、あっという間に終わったという感じです。忙しかった割にはなんかあまりいい写真は撮れず振り回された感じですが本当に今日は暖かく、参加者には最高の寒中水泳日和だったのではないかと思いました。