地元写真クラブ「フォト司」の撮影会が18日(土)に行われる事になり、午前10時に横浜高島屋の前に集合しました。撮影場所は原宿、青山周辺でクラブの紅一点、本釜さんの妹さんで画家、三枝美津子さんの個展が神宮前で開かれているとの事、ギャラリー見学と写真撮影を目的に出かけました。
横浜から東横線で渋谷に出て、JR線原宿を降りると駅前は大勢の人で溢れていました。
時間は11時少し前、快晴の街に紅葉した銀杏が目映いほどに輝いています。
今日は新しい人も2人加わり、8名でまずは竹下通りに向かいました。
竹下通りはまだ陽があたらず人通りもそんなに多くはありません。行き交う人も老若男女で昔の竹の子族が流行った当時は派手な衣装の若者達だけで我々は本当に場違いの感がありました。逆に言うと写真的な魅力が全然無くなったと言わざるを得ません。
12時に待ち合わせ場所を決めてそれぞれシャターチャンスを求めて路地まで入り込んで行きます。
原宿と言えば若者をターゲットにしてアイドル達のプロマイド写真を扱っている店も多くあります、また若者達だけが着る派手な衣装やジーンズ関係の店も多く、街で呼び込みの黒人も多く見られます。
なかなか黒人達を撮ることは出来ません、後で聞くと一人撮らしてくれた人がいたと言って喜んでいた仲間がいました。
店を撮ろうとしてカメラを構えると撮らないでくれという店の方が多いくらいでなかなか撮影は難しいです。
12時の待ち合わせに一人なかなか現れず、心配したりのトラブルも有りましたが昼食をとり、青山近くにある画廊を探して中に入ると本釜さんの妹さんで画家の三枝美津子さんとお母さんがいらしゃいました。
前にも鎌倉での個展の案内状ももらいましたが風景だったので今回は人形中心の個展には驚きました。
いろいろな分野を描かれているのには感心しました、まだ若いのに画家歴30年とのことでした。
デパートでの絵画展は風景が好まれるとのこと、場所によって展示を考えているようでした。
綺麗、上手いは当たり前ですがいや〜あまり大きくない絵でも数日がかりで根気のいる仕事だとつくづく思い知らされました。
店の前で全員の記念写真を撮って別れました。
4時に待ち合わせ場所を決めて原宿方面に戻るように撮影をしながら駅前の歩道橋に着た頃には陽も大きく傾いて陽のあたっている所はここぐらいになっていました。
歩道橋の上から夕陽の街を撮る人や向こうの橋の上にはストリートミュージシャン達が見えます。
赤く染まった夕陽に照らされて立体的にスポットでも当たったようになるこんな時間が一番魅力あります、逆光で撮っても素晴らしく本当に好きな時間帯です。
歩道橋を降りて原宿駅の橋の上に来るとストリートミュージシャン達が2.3組いますが黒ずくめや人形のような扮装の少女達がいません。1.2組たむろしていますがそんなに奇抜な衣装やメイクもしていません、やはり日曜の午後が一番多く集まるようです。最近は取り締まりも多くなり以前と比べると大分少なくなってきているようです。
隣の明治神宮の入口は参拝を終えた人達が出てきます、何故か破魔矢を持ったインド人がいて仲間かガイドと何か話していました。
12月は一年で一番昼の短い時期です4時も回ってくると陽は落ち撮影も終わりです、横浜で忘年会も兼ねて一杯飲んで帰る事となり、原宿を後にしました。