毎年行われる日本報道写真連盟(日報連)の東日本総会が熱海で19日・20日の両日、開かれました。
用事があったり、遠かったりであまり出席していなかったのですが今回は久しぶりに出席しました。
横浜支部は支部長を含め5名の出席で総会が始まる夕方までと翌日撮影した伊豆、箱根付近の写真が写真コンテストの対象になる為に朝8時過ぎに横浜で待ち合わせて、真鶴岬の撮影を計画しました。
薄曇りの真鶴岬では家族連れや先生に引率された小学生のグループが海に近い岩場でカニや貝、小魚を捕っては一喜一憂していました。
そんな写真を撮りたくて濡れている岩場を伝いながら近づくと「今日は岩が滑りやすいから気を付けてよ」と子供に注意するお母さんの声。
とたんに左の足がツルリ、バランスが崩れて片膝ついて片方の足は水の中、片足は靴ごと海水でびっしょりになり靴を脱いでしばし休憩。
とっさのことでもカメラは腕を高く持ち上げて無事でした。
不況の波はどこにでもあり、ご多分に漏れず古くからの観光地、熱海にも倒産の影が見られた。
熱海の入り口にあった大きなホテルと思われる跡は取り壊しも完全でなく、後に新しく建つ予定もないのか残骸を残すだけでした。
5時頃、総会が始まる会場に行くと支部長が慌てた様子でカメラ、カメラと叫んでいます。
東日本総会の支部対抗写真コンテストで一位になってしまったとの事。
毎年、総会前に一支部10枚の写真を提出して、支部対抗とその写真から個人の賞が決まります。
今年は42支部、200名近くの出席で総会が行われました。
一位は横浜支部が創立直後に受賞以来、35年ぶりのようです。
翌日20日、支部ごとに思い思いの撮影地に向う、網代漁港に行く支部が多かったので横浜支部は箱根に行くことにしてホテルの前からバスに乗りました。
芦ノ湖遊覧船で湖尻に着き撮影、イギリスのブレア首相と小泉首相が会談している近くらしくのんびりした良い環境で貸しボート屋の番犬も居眠り中。
湖尻からロープウエイで大枠谷に登り、大枠谷で撮影、入り口を入ると新しい道で回りは大きな岩がごろごろしていて最近大きな崖崩れがあった様子、立て札には10月1日(14年)の集中豪雨で崩れ、左半分は立入禁止とのことでした。