地下鉄、板東橋駅近くの横浜橋商店街は昔から有名で値段も安く庶民の市場と言う感じです、この真金町は昔遊郭があって路地の真ん中に柳の木があったりして今も名残を残しています。
近くの神社では酉の市も開かれ、この市場は下町風情の人達でいつも賑わっています。
今日もお正月用の食材があふれ、歳末の活気ある雰囲気が伝わってきました。
割と暖かかった12月も昨日、一昨日と寒かったけれど今日は又暖かくなりました。今月も夜の写真を中心にと思い、久しぶりに歳末の横浜巡りです。
板東橋から伊勢佐木町、山下公園、みなとみらい21を回り、歳末横浜のイルミネーションを楽しみながらついでに写真もと思って出かけました。
伊勢佐木町6丁目から吉田橋までのイセザキモールはイルミネーションのアーケイドになっていてすごく綺麗です。
人通りも多いのですが写真はほとんど撮れませんでした。
伊勢佐木町商店街も交通の便があまり良くないので人は横浜に流れ、昔のような賑やかさは無くなっている様でした。
7.8年前に有隣堂の脇に靴磨きのおばあさんが居て写真を撮ったことが有ります。今も居るかなあと思いながら来ますとまだ元気で靴磨きの仕事をしていました。
昼は居ませんので夜だけ仕事をしているみたいです。前の時もお客などは見なかったし今日も居ませんでした、あまりお客は居なくても小遣い稼ぎと生き甲斐なのかなと思いました。
只、昔と違って回りは前が自転車、脇は路上に出ている販売用のボックスに囲まれて埋もれるようにして客待ちをしています。
何かわびしさを感じました。
伊勢佐木町から山下公園に来ますと氷川丸はクリスマスの飾り付けで暗い海に輝いていました。
近くの明治屋で買ってきた酎ハイと持参のつまみでいつものように一休み、回りは暗いので人物スナップは撮れません、噴水にある水の女神像や氷川丸を撮ってみなとみらい21に向かいました。
ここから眺めるみなとみらい21は光に輝いて本当に綺麗です。
赤煉瓦倉庫街はリニューアルされて観光スポットになり夜は照明に照らされていました。
子供達の歓声が聞こえるので行ってみると大きな写真を下から壁にと動かしながら投影しています、子供達は足元の動く写真を追いながらの歓声でした。
程なく写真の投影が無くなり、何のコメントも有りませんが時計を見ると8時でした、このイベントも8時までなのでしょう。
ここは遊園地入り口の飾り付けですがもう数日で正月なので門松とクリスマスのイルミネーションが同居していました。
広場では大道芸人が人を集めていたり、その他の所にもクリスマスの飾り付けがあって新宿や銀座に比べると数多く豪華で見応えがあります。
しかし、初めから諦めていましたが人物スナップは撮れません、期待していた桜木町駅ガード下の壁画も昔と違って漫画的な絵は少なくデザイン的な英文字ばかりです、たまにあった絵も下手で面白くもありませんでした、それと時代なのか解りませんが色使いもモノトーン気味で派手さが無くなっています。
意識的に描いたのか時代の精神的な現れなのか解らないのですががっかりしたと共に不思議な心境になりました。