季節はずれの天候が続いたこの頃でしたが10月に入りやっと平常になったようで10月らしい爽やかな季節になりました。
浅草では大浅草祭と題して江戸時代の町を再現した、お祭りをやっているとの事、さっそく出かけることにしました。
午後2時頃に着いて浅草寺に入ると入り口の門には8月に取り替えたばかりの大きな提灯が吊してあり一回り大きくなったようです。
浅草寺の中に出来ている江戸時代の町は大勢の人でお店を見るのも大変な有様です。
江戸時代にあったいろいろなお店を再現していて弓で的を射ると「当たり〜」と江戸時代の娘に扮した子が声を出しています。
ユーモアも感じられたりして色々楽しそうです。
大いたち・大ざる、こざる・大かみ娘の居るという、見せ物小屋があり、木戸銭「百文」(100円)と言うことで列んでいるところがありました。
何かで読んだ記憶がありますが江戸時代にあったと言うことで大いたちは大きい板に血が着いているだけと言うことでした。
ここも当然同じ事と思います、一種のユーモアで誰も信じている人はいないと思います。
大ざる、こざるは大きいざると小さいざるで大かみ娘は女の人が大きい紙を持っているのかな等と思いながらも出てきた人に聞くわけでもなく、出てきた人を見ていると淡々とした表情でした。
昼間は人が多くて写真どころでないので夕方からと思い、いつもの六区方面に行き、撮影をしたり一休みをして6時少し前に戻ると電飾の色合いもいい時間になり撮影意欲ががぜん湧いてきました。
茶屋、形式のお店では外人さんが上手に箸を使っておそばを食べています、カメラを向けて写真を撮っていると気がついたらしくにこっと笑顔を見せました。
こちらもにこっとお辞儀して、外人さんには私たち以上に興味の持てるお祭りだと思いました。
江戸時代の駒を売っているお店は子供達で賑わっています。
中に報道の若い娘さんがフラッシュを使い写真を撮っていて「明日の新聞に載るよ」と言っていました。
目的が違うので仕方ありませんがフラッシュなんか使わない方がいい雰囲気の写真になるのになあと思いながら子供達の表情やシャターチャンスを逃さないように夢中でシャッターを切っていました。
タングステンのオレンジ色が暖かい雰囲気を出して夜らしい、気に入った写真になりました。
6時前に戻ってきた時にお店を閉める支度をしていた所がありました。そんなお店もあるんだと思いながら写真を撮っているとバタバタとお店を閉まい始め、6時15分頃には全部閉まってしまいました。
漠然とはしていましたが当然まだまだ、8時頃まではやっていると思っていましたので当てが外れてしまい仕方なく又、六区近辺を一回り。
場外馬券場近くでテレビモニターに映っている競馬の録画に見入っている人達が居ました。
この辺は昼は馬券を買い、テレビ中継を見たり、列んでいる飲み屋で飲んだりと大勢の人が集まります。
浅草は他の繁華街と違って夜は早いのが特徴です、中心のお店以外は6時頃になるともう店も閉まってしまいます。
今日はこんな所かなと思い、7時頃浅草を後にしました。